まだ寒いけれど、なんとなく春の風を感じ始めたこの頃。
動物たちも冬眠から目覚める準備をしているかも。

そんな動物たちが、冬の間、雪の「下」で「上」で何をしているのかを描いた、反対語を学べる絵本をご紹介 🙂
Over and Under the Snow
ハードカバー – 2011/10/19 ペーパーバック – 2014/9/9 Kate Messner (著), Christopher Silas Neal (イラスト) amazon.co.jp



Over the snow I glide. In to woods, frosted fresh and white.

雪の上では、お父さんとスキー。凍った爽やかな真っ白な森の中へ。
※glide=滑る

そして、その雪の世界では…

Over the snow, a flash of fur – a red squirrel disappears down a crack.

キタリス(赤茶色の毛をしたリス)の毛がサッと雪の割れ目に消えていったのが見えたよ。
どうやら、雪の下の洞窟にもぐりこんだみたい。雪の下のほうが暖かいのかな?

I glide past beech trees rattling leftover leaves and strong silent pines that stretch to the sky. On a high branch, a great horned owl keeps watch.

残った葉っぱがカタカタと音が鳴るブナの木の横や、空に伸びている大きく静かな松の木を通り過ぎたら、その木の高い枝には、森のい張り番をしているミミズクが。
※beech tree=ブナの木
※rattle=ガタガタ・カタカタ鳴らす・鳴る
※pine=松
※horned owl=ミミズク

寒い雪の上にも動物がいるんですねぇ。
こんな風に、他にもカエルやクマ、ネズミにシカなど、森にいるたくさんの動物が登場します。

ちょっと面白いのは、巻末に、登場する動物たちが冬の間、どんな生活をするのか書かれているところ。

Snowshoe hares are famous for their seasonal color change. In the summer, these hares have a coat that’s reddish brown or gray, but as winter approaches, they shed that hair and replace it with white hair to blend in with the snow.

カンジキウサギ(snowshoe hare = snowshoe rabbit)は、季節によって毛の色が変わるんですって。夏は赤みを帯びた茶色かグレー、冬は雪と同系色になるように、その毛は白色に生え変わるんですって。動物って不思議だなぁ。

Beavers don’t hibernate in winter, but they’re less active, so they don’t need as much food.

※hibernate=冬眠する
ふむふむ。ビーバーは冬眠しないんだね。でも活動量が減るから、食べる量も少なくていいんだって。
人間もそうなれば太らないのになぁ…なんて、いろんなことを考えちゃう(笑)

ちょっと辞書を引きたい単語もあるけれど、そこまで難しい文章ではないし、冬の動物ってどうしてるんだろう?ってお子さんが興味を持ったら、読んであげたり絵本ですね♪

ちょっと焦点が合ってないのですが…雰囲気が分かります 🙂

※本の形式、出版社などによって、内容、デザインなどが多少異なることがあります。




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