クリスマスはもう目の前…ということで
The New York Timesのベストセラーに69週もランクインしているこの本を…♡

The Night Before Christmas (Little Golden Book)
ハードカバー – 2011/9/13 Clement C. Moore (著), Corinne Malvern (イラスト)



表紙から分かるように、
クラシックなクリスマスのサンタさんのお話です 🙂

ところで、サンタさん、どうして煙突から登場することになったかご存知ですか?

ウィキペディア情報によると(笑)

アメリカの学者クレメント・クラーク・ムーア(英語版)がフィンランドの言い伝えを伝承した
「聖ニクラウスの訪(おとな)い」という詩
「キラ星のなか、屋根から降るのは/小さい蹄の立てる爪音/引っこめ振り向いて見ると/
聖なるニコラウス煙突からどすん」を書いたからと考えられる

そうです。

ざ~っといろいろ見てみたところ、
ムーアさん聖書学や古典の学者さんだったようで
ムーアさんの書いた「詩」に、絵をつけたのがこの絵本です。

でも、よくよく見ると、実は匿名で発表された詩だから
著者はムーアさんじゃない!などという説もあるようで、
詳しくはもうちょっと読み込まないと分からないですが…

なににしても、クラッシックで昔から愛されてきたものなので
一度目を通してみたい本です。
(この絵本の他にも、同じ詩に、いろんな方がイラストをつけた本がたくさんあります)


※本の形式、出版社などによって、内容、デザインなどが多少異なることがあります。

見てもらえれば分かるのですが、「詩」なので…
通常の文章と比べて、単語の配置が違うといいますか…
若干分かりにくい部分もあるのは仕方ないとして
(その素晴らしさが分かるようになりたい 笑)

でも、クリスマスの前の晩に、サンタさんがトナカイの引くソリに乗って
プレゼントを運んできている、そのワクワク感が伝わってくる気がします。

私が好きなのは、煙突から降りてきて
サンタさんを描写しているシーン。

His eyes, how they twinkled! his dimples, how merry!
His cheeks were like roses, his nose like a cherry!
(略)
He had a broad face and a little round belly
That shook when he laughed, like a bowl full of jelly.

キラキラした眼差しの目に、楽しそうなえくぼ。
頬はバラのように赤く、鼻もチェリーのよう。
大きなお顔に、大きな丸いお腹、
まるでゼリーが入ったボールのように笑うと揺れるの。

こんな感じでしょうか 🙂

なんだか、
サンタさんて…毎年大変だな~なんて思ってましたけど、
意外と、こんなに純粋に楽しくお仕事してるんだ?なんて思えて(笑)
これからクリスマスがくるのがちょっと楽しみになりそうです♡



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