冬といえば、ミカンの季節。
そんな絵本を見つけました 🙂

An Orange in January
ハードカバー – 2007/10/18 Dianna Hutts Aston (著), Julie Maren (イラスト) amazon.co.jp



英語圏でも、冬はミカン(オレンジ)?
と思って、ざっと調べてみたら
アメリカ産ネーブルオレンジの旬は、秋から春先まで
アメリカ産バレンシアオレンジは、主に夏が旬なもよう。

とすると、この絵本のオレンジは、きっとアメリカ産ネーブルオレンジかな?
なんて想像しつつ…

この絵本には、畑でミカンの木が花咲いて、蜂が蜜を集める様子から
花びらが落ち、雨や太陽を浴びて、その実が少しづつ大きくなり、
収穫されて、山や砂漠を超えて遠くからスーパーまで届けられる様子が描写されています。

そして、丸いオレンジを手にして、
主人公の男の子は、まるでジャグラーになったかのように、
もしくはピッチャーになったかのように、
はたまた、未来を占む占い師になったかのように、
その丸い形でいろんな想像をしたり、夢を見たりして楽しんじゃうところも、ほのぼのしちゃう。

今は夏でもミカンは手に入ってしまいますもんね…。
こんな風にオレンジ1つにワクワクできる気持ちを持ってたいな~なんて思ったり。

最後には

two hands, pink with cold shared its segments, so that everyone could taste the sweetness of an orange in January.

お友達と、その美味しい甘さを分け合うの。

今後、スーパーに行ったら、このフルーツはどこから来たのかな?
なんて考えながら、一緒に買い物ができたら楽しいですね 🙂


※本の形式、出版社などによって、内容、デザインなどが多少異なることがあります。

※nectar=花蜜、果肉が含まれるドロリとした果汁飲料
※petal=花びら



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