2016年は6月6日から7月5日ごろとされているラマダン。
もうすぐ終わりですが、そんなラマダンのことについて書かれている新しい絵本を見つけました。

こういう習慣のある国や文化もあるんだと、小さいころに少しでも認識できたら、
いつか大きくなった時に、より国際文化に溶け込みやすいのかなぁ。

It's Ramadan, Curious George
ボードブック – 2016/5/3 H. A. Rey(著), Hena Khan(著) amazon.co.jp

ジョージの友達、Kareen にとって、初めて断食を行うラマダン。
乳幼児は断食を免除されるそうだけど、Kareen は十分に大きくなったってことなのかな。
だから、断食をするのは初めて!

期間中、日の出から日没までのあいだ、
飲食をしないこの時期をジョージが Kareen と一緒に過ごします。

え!ジョージがお菓子とかたべて邪魔しちゃうんじゃないの?と思ったら、
お昼時にパンに手を出そうとしてしまった Kareen を、なんとジョージが引きとめます。
そしてゲームをしたりして、Kareen の気をそらします。
ジョージ、いい仕事する!(笑)

断食は大変だろうけど、この絵本を見ると、
なんだか楽しそうにも思えてくるから不思議。

他の文化では、多くの人が携わる、こんな習慣があるんだよ、
ということを、小さいうちに、純粋に子ども教えることができたら
理想だなぁと、個人的には思います。
(もちろん教えきれるかと、理解できるかどうかは別ですが…)

他国の文化を知る時だけでなくても
自分と違う考え方や物事を知る時に、誰かの意見付きの情報が
最初に頭に入ってきてしまうと、その意見がベースになって
しまうような気がして…。

日本では、初詣に行ったり、お節を食べたり、七五三をしたり
たとえばお寺にお参りにいったり
そういうことと、同じように、こんな文化があるんだよ、って
教えてあげたいなぁ。


※本によっては、本の形式、出版社などによって、内容が多少異なることがあります。

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