これぞ英語絵本!という定番ですね 🙂
韻を踏んだ文章がリズムがいいなぁとは思っていたものの、あまりこの本の良さを実感していなかった私(^^;
でも、先日近所の保育園の読み聞かせで読んでもらったら、なんとも心地の良いこと。
読むより、読まれるほうが、ゆったりした気分になれるかも?(笑)
そして、マザーグースの一節も登場するんだよ、なんて裏話も聞き、
この絵本がより魅力的に感じられるようになりました。
ハードカバー – 1977/10/1、ボードブック – 2007/1/23、AudiMargaret Wise Brown(著), Clement Hurd(イラスト) amazon.co.jp
このサイトをご覧になっている方は、英語絵本に興味のある方が多いかと思うのですが、
日本語版「おやすみなさいおつきさま」を先に読んだ方が、後から英語版を読むと
その韻を踏んだ文章に、そのリズムの良さなどに、あぁ!原書のほうが楽しんだ!と
感じる方が多いそう。
ストーリーは
夜ベッドに入った主人公のウサギが
部屋の中の身の回りのものなどに、
おやすみなさい、と言いって眠りに落ちていくお話なのですが
部屋の中の様子を描写した文章、
And two little kittens
And a pair of mittens
And a little toy house
And a young mouse
And a comb and a brush and a bowl full of mush
And a quiet old lady who was whispering “hush”
このあたり、もう韻だらけ、
これがまた、ゆ~ったりしたリズムで読み聞かせられると
なんとも心穏やかになること。
保育士さんは、この英語の「S」の音、ス、シュ、などの
音が心地よく聞こえるんじゃないかな?
だから、「S」のつく単語を多用されているんじゃないかな?
と仰っていました。
そしてそして、
この絵本の中で、部屋に飾られている絵としてでてくる
「the cow jumping over the moon」
これ、月を飛び越える牛、って、何のことやら、と
意味があるとさえ思ってなかったのですが、
マザーグースの歌に出てくる一説なんですね。
↓その歌がこちら
そして、もう一つ、
3匹のクマがそれぞれの椅子に腰かけている、絵。
これもまた、イギリスの有名な童話「the Three Bears」
もしくは「Goldilocks and the Three Bears」の
様子を表しているみたい。
The Three Bears (Little Golden Book)
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こういうバックグラウンドを知ると、
より一層絵本が楽しくなりますね♪
いろいろ見て見たけど、この読み聞かせの声が心地良い♡ (ちょっと画像が粗いですが…)
絵本はみたことある人も多いかなと思うので、効果音の付いたこのアニメーション
動画的なものも面白いかも。
※本の形式、出版社などによって、内容、デザインなどが多少異なることがあります。
Amazonのレビューを見ると、かなり好評。いろんなCD付きの絵本があるけれど、100円、200円の差のようだし、これは絶対にCD付きがお薦めかも♪
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