ママが二人いるヘザーのお話。
家族の形はいろいろだよね、と思わせてくれる絵本をご紹介します。

タイトル「Heather Has Two Mommies」の通り、主人公のヘザーにはママが二人います。…そしてパパはいません。学校に行き始めたヘザーは、友達の家族の話を聞いて「どうして私にはパパがいないんだろう?」と、ふと疑問に思いました。そしたらそれを察知したのか、モリー先生がみんなに「家族の絵」を書きましょう!と提案します。

…そんなことしたら、余計にヘザーは疑問に思うんじゃ…?なんて私は思っちゃいましたが、

ふたを開いてみたら、ママと妹だけを描く子、おばあちゃんとペットを描く子、パパが二人いる子、いろんな絵ができあがりました。

そしたら、モリー先生、良いこと言う!「パパやママが何人いようと関係ないのよ、おじいちゃんやおばあちゃん、兄弟がいるかも関係ないの。それぞれの家族が特別なの。大事なのは、家族が愛し合っていることなのよ」って。

「家族はこうあるべき(こうあったほうが良い)」という概念は、それぞれ個人や家族の考え方、宗教的な問題もありますよね。でも、それに正解は無いのかなぁ…と私は思います。というか、それぞれに正解と思う形(信念)はがあっていいのですが、その形に当てはまらない人たちを「違う」と思うような子にはなってほしくないな~と、自分の子どもに対して思います。なんとなくですが、日本語の「(人と)違う」と英語の「different」の意味合いが違うと思うのは私だけ…?「different」には「unique」って意味が含まれているような…。

Heather Has Two Mommies
ハードカバー2015/3/11発売(※) Leslea Newman(著) amazon.co.jp

シングルペアレントも少なくないし、こうして同性の両親がいる家庭もこれから日本でも増えてくるかもしれない。こういう概念は、きっと子どものころからの環境で自然と身につけてしまうもので、親が「絶対にこうでなきゃダメ!」という指導方針があるなら別ですが、「家族にはそれぞれの形がある」と、子どものころから柔軟に考えられるように、こんな絵本を与えてあげるのもひとつのアイディアかなぁと思いました。

(※)ハードカバーより安いペーパーバック版は2016年8月に販売されるそうです。

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