アメリカ大統領選、盛り上がってますね 🙂 と思ったら、なんとヒラリー・クリントンについて書かれた新しい絵本を見つけました(2016年1月発売)

今まで紹介してきた絵本と比べると、対象年齢が上の絵本ですが、こういう種類の本を通じて、例えば「海の向こうにアメリカという国があってね、選挙という制度でリーダーである大統領を国民が選ぶんだよ、そして、今度初めて女性が大統領になるかもしれないんだよ」、なんて、日本の外の世界のことをお子さんに語りかけながら、11月の大統領選の結果を楽しみに待つというのも面白いんじゃないかと思います。 

Hillary Rodham Clinton: Some Girls Are Born to Lead
ハードカバー – 2016/1/5発売 Michelle Markel(著) LeUyen Pham(イラスト) amazon.co.jp

1950年代、女性は賢くあってはいけない、タフであってもいけない、野望を抱いてもいけない、そんな男性社会だった時台に育ったヒラリーですが、誰が何を言おうと恐れず、様々なことを成し遂げます。弁護士になり、家庭も持ち、ファーストレディーを務め、さらには上院議員にもなり…女性もリーダーになれるのよ、ということを、主にヒラリーの功績に基づいて描いています。

良いことばかり書きすぎている!とか、ヒラリーだけが「立派な女性」じゃないと思う、なんて、辛辣な意見もあり、Amazonのレビューを見る範囲では、絵本自体の評価は半々なのかな~なんて思いますが、アメリカという国やその文化・政治、しいてはこれをきっかけに他国を知ろうする気持ちにつながるかもしれないよね、と考えると、悪くない絵本だと個人的には思います。

中身はこちらで紹介されています♪
Story Time: Bill Whittle Reads a Hillary Clinton Children’s Book!

日本でこういう類の絵本があるかな~?と探してみたところ、現代の政治家を取り上げている絵本はなさそう。。。1冊ぐらいあってもいいかなぁと思うのに(武将のマンガとかはあるようだけど)。でも見つけられなかっただけかもなので、ご存じの方がいたら是非教えてください 🙂

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