なにやら「月餅」はいかがですか?とネットに広告が出ていて
そういう季節なのか~と思い、ふと、お月さまに関する英語の絵本本を探してみました 🙂

月に関する英語の絵本はたくさんありますが、
なんとなく惹かれたのがこちら。
Long Night Moon
ハードカバー – 2004/12/1 Cynthia Rylant(著) amazon.co.jp

その昔、ネイティブ・アメリカンが1年のうち
1月から12月まで、それぞれ月に、名前をつけたんですって。

1月は「Stormy Moon」
2月は「Snow Moon」というように。

11月は

“a Frosty Moon holds a hard ground,
empty trees,
the wind in lonely places.

It shivers(震える)with the shining stars.
It thinks it might just sleep.”

詩的な文章でつづられるこの絵本。

これだけで、その光景が想像できるというか
残暑の残る今でも、これを読むと
11月の凍え始めた夜の空気を吸い込んだ気分になれちゃうから不思議。

最初のほうのページで
赤ちゃんを抱いた女性の後ろ姿が描かれているのですが
最後に、少し大きくなった子どもと一緒に再度登場するそうです。
ただ季節の移ろいを月で表現するだけでなく、日々、意味のある
時間が流れているんだよ、と教えてくれているようで、
なんだか素敵だなと思います。

そしてなにより、
イラストが、ぼんやりとした優しい絵で
とっても癒されます。

まだまだビビッドがイラストを好む年齢のお子さんには
早い絵本かもですが、
1月は英語で「Stormy Moon」っていう人たちもいるんだよ、
日本だと「睦月」って言ってね…なんて話をするのも面白いかもです 🙂

さっと調べたところ、
1月は、正月に親しい者が集まり睦み合う、ので
「睦び月」という意味からつけられたようです。

いろいろ意味があるんですねぇ。

ところで、
月餅は中国のお菓子の一つで、餡を薄皮で包んだおまんじゅう?のようなものです。
9月、10月ごろの中秋節という祝日で、日本でいうお月見を大々的にやる、みたいなものかな?

↓こういうの
中秋節 塩たまご入り タンファン月餅 お試しセット(小豆あん&蓮の実あん)
塩漬けの卵の黄身をいれたりするのが伝統的らしいですが、私はたべたことがなく、はたしてどんな味なのか…。
しかもアヒルの卵らしいです。

…あぁ!

ここまで来て、やっと気が付きました。
黒い餡に黄色の卵。
卵が満月を表しているんですね!
だから、卵をいれるのか。

日本語版もあります♡

ながいよるのおつきさま (講談社の翻訳絵本)
シンシア ライラント
講談社
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