イギリス政治や文化に関する雑誌「New Statesman」でクリスマスにピッタリと紹介されていた1冊。
大好きな作家さんの絵本なので、ご紹介させてください 🙂

A Child of Books
ハードカバー – 2016/9/6 Oliver Jeffers(著, イラスト), Sam Winston(著, イラスト)




自分のことを「本の子(child of books)」と呼ぶ女の子。
物語の世界からやってきて、イマジネーションの海に浮いているの。

そして、女の子は、男のを冒険の旅に誘います。
そう、文字と物語の冒険の旅です。

是非とも、まずそのイラストを見ていただきたいのですが
文字通り、当に浮いてるんです、文字の波の上に…!
ところで、この文字の波、何が書いてあるか、気になりませんか?
だって、この文字たち、ただの意味ない単語の羅列じゃないんです。

↓ 公式トライラー(「文字」で描かれた絵、見れます)

男の子と空想の山を登るシーンの山は、なんと「ピーターパン」のお話、
森でかくれんぼした時の森の木々は、いろんなおとぎ話、
男の子と女の子が歩く道は「不思議の国のアリス」
洞窟は「宝島」の文章でできているのだそう!

ほんとうに「文字」で「絵」を描いているんです。
最初はほぼ白黒で描かれていた絵が、たくさんの文学作品の冒険を
経験していくうちに、カラフルに楽しい雰囲気となっていくその様子は
文字から楽しめるイマジネーションの素晴らしさを表現しているよう。

英語絵本ファンは、是非とも1冊手元に置きたい作品かなと思います 😀

絵本ができるまでの様子を、著者2人が語っています。
たまには、英語のブラッシュアップにいかがでしょうか。
(字幕ONできます!)
<Part 1>

<Part 2>




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