アフリカ系アメリカ人が女の子の絵本。
毎晩、ママが髪の毛を梳かしてくれるんだって。
ママは優しくやってくれてるけど、でもね、結構痛いの。。。
こんな髪、好きになれない。
だけど、ママはこの髪はラッキーだって言うのよ。
“because it’s beautiful and you can wear it in any style you choose.”
髪の毛を紡いで、柔らかい素敵な糸のようにして
ふわふわなおだんごに編みあげることもできるし
頭にそって真っ直ぐな線にして、編み上げる(ブレイズにする)こともできるのよ、って。
次の日、ママは、ブレイズの先にカラフルなビーズをつけてくれたの。
歩くたびに、カチャカチャ鳴って楽しいの!
私の髪が奏でる、私だけのための音楽だもの。
そして最後には、もちろん!
“I love my hair because it is thick as a forest, soft as cotton candy”
森のようにふさふさしていて、でも綿菓子のように柔らかいんだもん。
ザ日本人の髪を持つ人には、共感できる!という種類の絵本ではないですが
子どもだって、外見にコンプレックス持ってることもありますよね。
「今のある姿が美しいんだよ」って、自信を持って言ってあげられるママ、素敵です。
そして、こんな絵本を通して
世界には、自分たちとは髪の毛の形や色、肌の色などが違う人たちがたくさんいるんだよ
なんてことも、ちょっぴり学んでくれたら嬉しいですね 🙂
Amazon.com の Children’s Multiculturalism 部門でベストセラー1位になっている絵本です。
(2016/8/11時点)
※本の形式、出版社などによって、内容、デザインなどが多少異なることがあります。
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